日本代表の長友佑都と酒井宏樹が在籍するフランス1部マルセイユのビラスボアス監督(42)が9日、日本の大手総合PR会社の共同ピーアール株式会社と日本国内におけるマネジメント契約を締結した。

ビラスボアス監督は10年にクラブ史上最年少でポルトガル1部ポルトの監督に就任し、欧州リーグ優勝を含む「4冠」を達成。イングランド・プレミアリーグでチェルシー、トットナムの監督を歴任し、ロシア、中国のクラブでも監督を務めた。昨季就任したマルセイユではリーグ2位となり、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した。

同監督は「私はいつも日本の文化遺産や歴史に大きな感銘を受けており、今回のリレーションシップを通じて日本文化や、日本人のマインド、情熱、スポーツ、特にサッカーへの愛情についてより深く知りたいと考えています。イギリス、ポルトガル、ロシア、中国、フランスで多くの異文化やサッカーのスタイルについて体験、学んできましたが、日本のJリーグ各チームの良いプレー、速さ、高い技術にはいつも驚かされています」とコメントした。