レアル・マドリードが来季、DFマルセロの代わりとしてスポルティング(ポルトガル)に所属するU-21ポルトガル代表DFヌーノ・メンデス(18)を選択したと、スペイン紙アス電子版が1日に報じた。

ヌーノ・メンデスは現在、ポルトガルリーグでセンセーショナルな活躍を見せている選手のひとりであり、そのスピードや突破力、インテンシティの高さにより、ユベントス、リバプール、マンチェエスター・ユナイテッド、インテル・ミラノ、パリ・サンジェルマンなど、数多くの欧州のビッグクラブに興味を持たれている。Rマドリードも以前よりからそのパフォーマンスや動向を追っているという。

同紙によると、2022年6月30日で契約の切れるマルセロにとっては今季がRマドリードでの最後のシーズンになる可能性があり、左サイドバックでのヌーノ・メンデスは、メンディの最適なバックアップになると考えられているという。

一方、ヌーノ・メンデスがビッグクラブのターゲットになっていることを理解しているスポルティングは先月29日、契約期間を2025年まで延長し、契約解除金を2500万ユーロ(約31億2500万円)に値上げたことを発表したばかりだ。

ヌーノ・メンデスは若干18歳ながら、すでにスポルティングで議論の余地のないレギュラーになっており、今季の15試合中13試合に先発出場している。

(高橋智行通信員)