ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(36)が、ワールドカップ(W杯)欧州予選・セルビア戦で投げ捨てたキャプテンマークがオークションにかけられた。

ロナウドは27日の同試合終了間際にゴールを決めたかに見えたが、ボールがゴールラインを割っていないと判定され、得点は認められなかった。「幻の決勝点」に同FWは激怒。ピッチ脇にキャプテンマークを投げ捨て、試合終了の笛を聞くことなく、ロッカー室に戻ってしまった。

この時のキャプテンマークが30日、セルビアでオークションにかけられた。脊髄性筋萎縮症を患う6カ月の男の子の手術費を工面するため、チャリティー団体が企画したという。3日間、入札を受け付ける。

ロナウドの態度には、ポルトガル国内からも一部批判の声が上がっているが、結果的にセルビアの赤ちゃんを病から救うことになるかもしれない。