ヘタフェは18日、スペインリーグ第33節でレアル・マドリードをホームに迎える。日本代表MF久保建英(19)についてスペイン紙アス電子版は17日、保有元相手に2試合連続で先発出場すると予想した。

同紙はボルダラス監督がRマドリード戦に向けて4-4-2で臨み、久保を2トップの一角でプレーさせると予想した。先発メンバーは次の通りで、GKはダビド・ソリア、DFはニョム、ジェネ、シャクラ、マティアス・オリベラ、MFはアレニャ、アランバリ、マクシモビッチ、ククレジャ、FWはマタ、久保となっている。

ボルダラス監督は試合前日に招集メンバーを発表しなかったが、今季絶望のけがを負っているクチョ・エルナンデス、カバコの欠場が確実である他、フィジカル面に問題のあるダリオ・ポベダが招集外になる可能性がある。

久保のヘタフェ加入後のリーグ戦成績は13試合(先発6試合)、571分間出場、0得点1アシスト。Rマドリードとの対戦は今季3度目となる。

残り8節で1部残留を目指すヘタフェのリーグ戦成績は30試合7勝9分け14敗の勝ち点30で15位。リーグ戦ここ12試合でわずか1勝しか挙げておらず、降格圏内の18位エルチェとの勝ち点差はわずか4となっている。

対するRマドリードはリーグ戦30試合20勝6分4敗で勝ち点66を獲得し、首位アトレチコ・マドリードに勝ち点1差の2位につけている。さらに今週、欧州チャンピオンズリーグ準決勝進出を決めたばかりで、公式戦14戦連続無敗中(11勝3分け)と好調を維持している。しかし、今節はセルヒオラモス、バラン、カルバハル、アザール、カゼミロ、ルーカス・バスケス、ナチョ、メンディの8選手が欠場し、特にディフェンス陣に問題を抱え厳しい状況に陥っている。(高橋智行通信員)