マンチェスター・シティー(イングランド)が初の決勝進出を決めた。パリ・サンジェルマンを2-0で下し、2戦合計4-1と突き放した。

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雪の残る難しいピッチコンディションの中、第1戦を1-2で落としているパリSGは、エムバペが右ふくらはぎを痛めてベンチスタートも、序盤から積極的に攻める。

受け身に回ったマンCだったが、前半11分に速攻から先制した。GKエデルソンのロングキックに反応したジンチェンコが一気にペナルティーエリア左まで走り込み、マイナスのパス。デブルイネのシュートは相手DFに阻まれたが、こぼれ球に右のマレズが右足で決めた。

パリSGは何度も深く攻め込むが、シュートが枠をとらえられない。同16分にはマルキーニョスのヘディングはバーにはじかれ、同19分に相手からボールを奪ったディマリアの絶好機、同35分のエレラのシュートも外れた。

マンCもペナルティーエリア内の守備は堅かった。後半10分にはこぼれ球を奪ったネイマールにゴール前へ迫られるが、DF陣が体を張って阻んだ。

後半18分マンCは大きな追加点を挙げる。デブルイネとフォーデンの連係で攻め上がり、左からの折り返しに右のマレズが今度は得意の左足で押し込んだ。

パリSGはさらに苦境に追い込まれる。同24分、ディマリアが相手フェルナンジーニョを踏みつけたとして、一発退場になってしまった。

マンCは選手交代しながら、残り時間を使い切った。

パリSGは結局シュート14本を打ちながら枠内はゼロ、エムバペを投入することもなく終わった。

 

マンCは既にイングランド・リーグ杯で優勝、プレミアリーグ制覇も目前としている。29日にイスタンブールで行われる決勝では、レアル・マドリード-チェルシーの勝者と対戦する。