ブンデスリーガで8日、バイエルン・ミュンヘンの9シーズン連続31度目のリーグ優勝が決まった。同日、ライプチヒがドルトムントに2-3で敗れて勝ち点64のまま、残り2戦で勝ち点71で首位のBミュンヘンを逆転することができなくなった。

Bミュンヘンはライプチヒの試合から3時間遅れて始まるボルシアMG戦の前に戴冠が決まった。

Bミュンヘンは国内随一の選手層とレバンドフスキの得点力で、今季も優勝争いをリードし、4月3日に敵地でライプチヒとの直接対決に勝って、優位を決定づけていた。

だが、前節は勝てば優勝という状況の中、マインツに1-2と敗れて優勝は持ち越しに。この敗戦がよほど悔しかったのか、フリック監督は7日の会見で「勝ち点いくつが必要かなのではなく、あとどれだけの勝ち点が取れるかだ。それをすべて手に入れる。それがほかのクラブとの違いだ」。残り試合すべてで勝利を飾る意気込みを見せ、ライプチヒの試合について「その試合には興味はない。自分たちの試合の準備をする」と話していた。

フリック監督は既に今季限りでの退任が決まり、ドイツ代表の次期監督就任に向けて交渉が始まっているとされる。後任には現在ライプチヒを率いているナーゲルスマン監督が就くことが決まっている。