イタリアが0-0からの延長戦を2-1で制してオーストリアを下し、4大会連続で8強進出を決めた。また無敗記録を31試合まで伸ばした。

後半20分にオーストリアFWアルナウトビッチ(上海海港)にゴールネットを揺らされたがオフサイドでノーゴールとなり、90分では決着がつかず延長戦に突入。延長前半5分にMFスピナツォーラ(ローマ)のアーリークロスをペナルティーエリア右でフリーで受けたFWキエーザ(ユベントス)が、ワンバウンドとなったパスを巧みに処理し、左足ボレーを突き刺してついに均衡を破った。同前半ロスタイムには交代出場のMFペッシーナ(アタランタ)がDFアチェルビ(ラツィオ)がポストとなって落としたボールを左足で蹴り込んでリードを広げた。同後半9分にFWカライジッチ(シュツットガルト)ヘディングシュートを決められて12試合ぶりの失点を喫して1点差となったが、守りきった。

準々決勝ではポルトガル-ベルギー戦の勝者と対戦する。