イタリアの連続無失点試合は11で止まったが、連続無敗は同国の記録を更新する31試合とした。

0-0で迎えた延長前半5分にキエーザが先制。父エンリコも96年大会チェコ戦で得点しており、大会史に残る“父子ゴール”。同10分にはペッシーナがウェールズ戦に続く2戦連発で追加点を挙げ「このチームは誰もがゴールを奪える。それが強み」と胸を張る。両選手とも後半途中に投入され、消耗した相手につけ込んだ。

采配が当たった形のマンチーニ監督だが「途中出場の選手が違いを生んだが、今夜は全員が全力を尽くした。疲れた中でも勝つためにね」と全選手をねぎらった。