ベルギーの中心選手であるMFケビン・デブルイネ(30=マンチェスター・シティー)とFWエデン・アザール(30=レアル・マドリード)がともに負傷交代した。

E・アザールは右太もも裏の違和感により、終了間際に自ら交代を要請。スペイン紙マルカ電子版は28日、今季7度目のけがの可能性があると報じた。

E・アザールは「少し痛みがあるので検査で確認するつもりだ。以前やった時と比べると軽いと思うし、僕の欧州選手権が終わったとは言えない。でももしそうなってもチームをサポートするために残るつもりだ」と話した。

ロベルト・マルティネス監督は「詳細を知るために48時間必要だ。E・アザールは筋肉面に問題があるので明日検査を行う予定だ」と説明した。

E・アザールは今季、所属のレアル・マドリードで昨季同様けがに苦しみ続けた。6度のけがと新型コロナウイルス感染により、公式戦出場は52試合中わずか21試合。全体の40%のみで4得点2アシストと、高額な年俸に見合う活躍はできなかった。(高橋智行通信員)