初めて決勝トーナメントに進み、8強入りしたウクライナの快進撃がストップした。

勢いに乗るイングランドに4ゴールを許し、FWヤルモレンコ(ウェストハム)、FWヤレムチュク(ヘント)、MFジンチェンコ(マンチェスター・シティー)ら攻撃陣も封じられた。

かつてACミランのエースとしてセリエAで活躍し、この日の会場となったローマでも何度もプレーしたシェフチェンコ監督は「我々は空中戦にうまく対応できず、イングランドはその部分で優位に立っていた。ただ、基本的にはウクライナの普段通りのプレーができたと思う。乗り越えようとした山が少し大きすぎた。このレベルの山に登るのは少々早かったのかもしれない。それでも、どの相手に対してもスタイルを変えずに最後まで戦ったという意味で今大会は素晴らしかったし、選手たちに感謝したい」と話した。