イングランド代表のガレス・サウスゲート監督(50)は、足首痛のために欧州選手権準々決勝・ウクライナ戦でベンチ外となったFWブカヨ・サカ(19=アーセナル)が、7日の準決勝・デンマーク戦ではプレーできると明言した。

ユーロスポーツ電子版によると、サウスゲート監督は「サカは6日から全体練習にフルで参加するし、彼は大丈夫だ」と話したという。また同監督は、サカがウクライナ戦でも「プレーできる」と意思表示していたことも明かした。

サウスゲート監督は準決勝で戦うデンマークについて「警戒しなければならない相手だ」という。今大会初戦でMFエリクセンが心停止のためにピッチ上で倒れ、「エリクセンのために」とチーム、サポーターが気持ちを1つにした。「彼らはあの出来事を通じて一丸となり、そのつながりは本当に力強いものになった。そういう気持ちの面でも勢いに乗るチームが(準決勝が行われる)ウェンブリーに来るんだ」と話した。

その一方でサウスゲート監督は自軍の選手たちへの信頼を示した。「ウチの選手たちは、落ち着いてさえいれば最高のプレーができる。余計なことを考えず、雑音に耳を貸さず、準決勝に準備することが1番重要なことだ」と話し、初の決勝進出へ向けて意欲を示した。