ロシア・サッカー連合は8日、同国代表のスタニスラフ・チェルチェソフ監督を解任した。欧州選手権で1次リーグ敗退となってから約2週間後の決定。同連盟のデュコフ会長は、5年間在職し、自国開催だった18年W杯ではチームを8強に導いたチェルチェソフ氏との話し合いの末に決めたと話した。

同時に同会長は「22年W杯予選に向けて準備するため、新監督の候補者を探し始める」と話し、後任はまだ決まっていないようだ。ロシアは9月1日にホームで同予選クロアチア戦を迎える。

チェルチェソフ氏は「代表チームのヘッドコーチとして働いた5年間は、私の人生で忘れられないものになる」と地元紙に語り、「一緒に働いてくれたすべての選手に感謝したい」とした。