バルセロナを退団し、パリ・サンジェルマンへ移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が新天地でのデビューを果たした。

アウェーのSランス戦で移籍後初めてベンチ入り。後半21分、ブラジル代表FWネイマール(29)と交代で途中出場した。ポチェッティーノ監督から指示を受け、ネイマールと抱き合ってからピッチに立った。するとアウェーにもかかわらず、スタンドのファンは大声援を送った。

メッシは無得点で、バルセロナ時代の盟友ネイマールとの久しぶりの共演もならなかったが、まずは新たな1歩を踏み出した。レキップ紙によると、ポチェッティーノ監督も「メッシがピッチに立ち、最初にボールを触った時から、それ(試合に与える影響)を感じた。彼はチームに落ち着きをもたらしてくれた」「メッシにとっても良いスタートを切ることは重要。彼はハッピーだし、チームにうまく溶け込んでいる。出場機会を与えることは常識的な判断だった」「あの歓迎ぶり。我々のファンからだけでなく、Sランスのファンからも。あのファンの姿を見て、歓声を聞くのは素晴らしいことだった。メッシもうれしかったと思う」などと話した。

試合はパリSGがフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の2ゴールで勝利。開幕から4連勝とした。