ロシア人のアブラモビッチ・オーナーが英国政府から資産凍結の制裁を科せられる中、チェルシーの男女チームが10日、ともに勝利を飾った。

男子はアウェーでノリッジと対戦。クラブ生え抜きMFマウントのゴールなどで3-1で勝利。女子もアウェーで長谷川唯が所属するウェストハムに4-1と大勝した。

英ガーディアン電子版によると、男子のトゥヘル監督は「制裁によって、また違ったレベルの動揺があった。みんなそう感じていたし、騒動もあった。でも我々はそれを受け入れた。サッカーへの感動と愛が我々を救ってくれている」

「選手たちは気持ちを見せて戦ってくれた。この状況であのようなパフォーマンスができたことを誇らしく思う。選手たちとこのクラブの組織、文化は正しいものだ」

「試合によって救われたが、この状況や制裁がどこかへ行ってしまうというわけではない」などと話したという。

一方、女子チームにも影響はあったもよう。エマ・ヘイズ監督は「新聞を読んだり、テレビを見たりして、どのような状況になっているのかは分かっていた。そんな中で選手やスタッフ、ファンは我慢強くいることが大事だと思う」

「選手たちには、いつもやっている我々の仕事をしようと伝えた。それは難しいことではないと思う。好きなことをやっているのだから」

「もちろん不安はある。でもそれを考え過ぎると、不安は募るばかりになってしまう。だから試合ごとに正しく物事を行うことだけを考えたい」などと心情を吐露した。