冨安健洋(23)が所属するアーセナルが、チェルシーとの「ビッグロンドンダービー」を4-2で制した。

5位のアーセナルは連敗を3でストップ。勝ち点を57とし、来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内4位トットナムと並んだ。

アーセナルはFWエンケティアが先制、勝ち越しの2ゴールを挙げる活躍。最後は3-2とリードした後半ロスタイムにサカがPKを決めて勝利を決定づけた。

この日はチーム2点目を決めたスミスロウを含め、得点者3人がいずれもアーセナルユース出身。アルテタ監督は「4ゴールすべてがアカデミー出身の選手たちによるもの。ユニークだし、素晴らしいこと」

「サポーターたちをこの2週間がっかりさせてしまっていたが、ありがたいことに今日はいくらか恩返しできたと思う」などと話した。

昨年末に右ふくらはぎを負傷し、その後、左ふくらはぎも痛めてしまった冨安は、この日もベンチ外。0-2で敗れた1月20日のイングランド・リーグ杯準決勝リバプール戦・第2戦以来、公式戦出場がない。