開幕から2試合連続で先発出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)に対し、地元紙は及第点をつけた。

久保は“古巣”バルセロナ戦の後半24分までプレー。チームは1-4と完敗した。無得点の久保に対し、バルセロナ下部組織の盟友アンス・ファティが1ゴール2アシストを決めるなど明暗が分かれた。

それでも地元のエル・ディアリオ・バスコ紙は久保について「根気よくプレスをかけ続け、(一時)同点ゴールの起点になったボールを奪取の状況を作り出した」と前線からの積極的な守備を評価。攻撃に関しても「相手DFのライン間でうまく動き、ミケル・メリーノがゴールに迫るのを可能にした。突破口を探り、スピードに乗ったプレーでアラウホのイエローカードを誘発した」とし、久保にまずまずの3点(5点満点)をつけた。(高橋智行通信員)