サウジアラビアのアルナスルに加入したポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(37)の契約が、スポーツ界史上の最高額になった。スペイン紙アス電子版が2日に報じた。

ロナウドのアルナスル加入が先月30日に発表されたが、同紙によると、この契約は30年までの7年間となっている。選手として40歳になる25年までプレーし、それ以降はスポーツアドバイザーおよびエジプト、ギリシャと共同で30年FIFAワールドカップ(W杯)の開催権を得るための招致活動のアンバサダーとしての役割を担う予定であるとのことだ。

さらにロナウドがその間に受け取る収入の総額は手取り5億ユーロ(約700億円)であるという。これはサッカー界のみならずスポーツ界における史上最高額の契約であるとのことだ。

ロナウドは2日にアルナスルが本拠地とするサウジアラビアの首都リヤドに到着した。この後、3日にホームスタジアムで盛大な入団セレモニーが実施される予定になっている。

また、アルナスルに関して、さらにパリサンジェルマンに所属する元スペイン代表DFセルヒオラモスを獲得する可能性があることが報じられている。(高橋智行通信員)