クラブワールドカップ(W杯)は8日、モロッコのラバトで準決勝1試合が行われ、レアル・マドリード(スペイン)が4-1でアルアハリ(エジプト)を下して決勝に進出した。

Rマドリードは前半42分にビニシウスが相手DFからボールを奪ってGKと1対1となり、右足ループシュートで先制ゴールを決めた。

後半1分にはロドリゴのシュートのはね返りをバルベルデが拾って冷静に相手DFをドリブルでかわしてチーム2点目をマークした。

その後、カマビンガが相手をひっかけてPKを献上して1点を返され、逆にモドリッチのPK失敗などもあったが、ロスタイムにロドリゴ、セルヒオ・アリバスが得点して突き放した。

Rマドリードのアンチェロッティ監督は「2-0となった時点で試合終了かと思ったが、サッカーではそううまくはいかない。我々のリズムが崩れ、コントロールを失い、勝負がついたと思った試合がそうではなかった。最後まで集中していいプレーをしなければならない」と反省の弁を口にした。

Rマドリードは大会最多を更新する5度目の優勝を懸け、11日(日本時間12日)にアルヒラル(サウジアラビア)と対戦する。指揮官は「我々は決勝を戦うために意気込んでここに来た」「今は決勝を戦える興奮と、良いプレーができるかという懸念がある。とにかく時間はないが休まなければならない。しっかり休んで、勝ちにいきたい」などと話した。