中国スーパーリーグ山東に所属している韓国代表MF孫準浩(ソン・ジュンホ=36)が、賄賂絡みの疑いがあり、中国当局に拘束されている。孫は韓国代表としてW杯カタール大会にも出場した。

17日までの韓国メディアの報道によると、当初は「サッカー賭博に関わった」「賄賂の疑い」など、複数の理由が飛び交ったが、このほど中国当局の発表では「賄賂の疑い」という。まだ容疑者か参考人かは不明で、韓国の多くのメディアは「孫のエージェントは“賄賂を受け取った疑いか、渡した疑いかもはっきりしないし、受け取ったことも渡したことも一切ない”と話している」と報じた。

身柄を拘束されて約1週間の孫は、17日に中国在住の韓国領事と面談するという。

山東は、サッカー賭博に関わった疑惑があり、すでに複数の選手やコーチングスタッフが当局の取り調べを受けている。監督も退任しており、このほど、Kリーグ全北などを率いたことがある韓国人のチェ・ガンヒ監督が就任した。