トルコ1部リーグのアンタルヤスポルは4日、元日本代表MF中島翔哉(28)との契約を解除したと発表した。

契約はあと1年残っていたが、両者合意した。クラブは「中島に感謝し、彼の将来のキャリアの成功を祈ります」とコメントした。

クラブの公式サイトによると、中島は昨季残りの13万ユーロ(約1950万円)と新シーズンで受け取れる年俸63万ユーロ(約9450万円)の合計76万ユーロ(約1億1400万円)を放棄した。また、財政難に陥っているクラブは、中島含む8人の選手と決別することで合計260万ユーロ(約3億9000万円)の経費削減につなげたという。

中島は、昨夏に保有権を持つポルトガル1部FCポルトから完全移籍で加入。アンタルヤスポルでは公式戦16試合に出場したが、得点はなかった。チームもリーグ戦13位に終わっている。