ドイツがフランスをPK戦の末に破り、初優勝を果たした。

前半29分にPKをブルンナーが決めて先制。後半6分に右サイドからのクロスがファーポストまで流れたところ、左サイドから走り込んだMFダービッチが角度のないところから左足でシュート。これがGKの体に当たり、ゴールイン。ドイツは2点のリードを奪った。

しかし2分後の後半8分、フランスの反撃を食らった。左サイドからペナルティーエリアに進入したMFブアブルに、右足でゴール右隅へと正確なシュートを決められて1点差。さらに後半24分、MFオサウェが警告2枚で退場となり、ドイツに逆風が吹いた。

後半40分に右サイドを崩され、MFゴミスの折り返しからMFアムグーに押し込まれ、2-2と試合は振り出しに。試合は延長戦がなくPK戦に委ねられた。

後攻のドイツは1人目のDFモレイラが失敗したが、フランスも3、4人目が失敗。3-3で迎えた5人目でブルナーが決めれば勝利となったが、そのブルナーまで失敗した。しかしフランス6人目のゴミスのキックをGKハイドがセーブ。そしてドイツは6人目のケーバーが冷静にキックを決めて勝利した。