スペインリーグは20日、今季後半のサラリーキャップ(選手の契約年数に合わせて分割された移籍金や選手年俸などの限度額)を発表した。上位4クラブの順位は昨夏と変わらず、久保建英擁するレアル・ソシエダードが5位に浮上した。

今冬の移籍市場終了後のサラリーキャップ総額は、25億3949万2000万ユーロ(約4063億912万円)。昨年9月に発表された前回の総額が25億6388万1000ユーロ(約4102億2096万円)で、約2400万ユーロ(約38億4000万円)減少となった。

1億ユーロ(約160億円)超えは7クラブ。トップは例年通りRマドリードで、昨夏と同じ7億2745万1000ユーロ(約1163億9216万円)。

2位はアトレチコ・マドリードで、約700万ユーロ(約11億2000万円円)増の3億340万8000ユーロ(約485億4528万円)。3位は大幅減のバルセロナ。前回から約6600万ユーロ(約10億5600万円)減少し、2億416万1000ユーロ(約326億円6576万円)となっている。

続いて、セビリアが約1600万ユーロ(約25億6000万円)減の1億5228万6000ユーロ(約243億6576万円)で4位。前回6位のRソシエダードは約2000万ユーロ(約32億円)増加し、1億4494万1000ユーロ(約231億9056万円)で、ビリャレアルを抜き5位となった。

ビリャレアルは前回と同じ1億4391万8000万ユーロ(約230億2688万円)で6位に順位を落とし、ビルバオは前回と変わらず1億6万2000ユーロ(約160億992万円)で7位のままだった。

最下位は今季1部復帰を果たしたアラベスで3128万8000ユーロ(約50億608万円)。トップのRマドリードと約7億ユーロ(約1120億円)もの開きがある。(高橋智行通信員)