首位スポルティングのMF守田英正(28)はアウェーのジル・ビセンテ戦にフル出場した。チームは4-0で勝って6連勝。勝ち点を74に伸ばし、2位ベンフィカとの差を7に広げた。

前半7分、守田の粘り強いプレーから先制点が生まれた。敵陣中央でパスを受けた守田は相手のマークを振り切って右足ミドル。強烈なシュートは左ポストを直撃したが、その後のこぼれ球を拾った相手に守田が寄せたことで、ボールはポルトガル代表FWトリンコンへ。最後は相手守備網の隙を突いて右足でゴール左隅に蹴り込んだ。

早い時間帯のゴールで勢いに乗ったチームは前半だけで4ゴールを奪い、無失点で快勝。リーグ戦の無敗は15試合(14勝1分け)に伸びた。リバプール(イングランド)の次期監督候補に挙がっているアモリム監督は試合後の会見で「完璧な夜はありませんが、今日はそれに近いものだった。ほぼ完璧だった」と締めた。