サッカーU－23日本代表が今日16日、パリ五輪切符が懸かるアジア最終予選兼U－23アジア杯カタール大会初戦の中国戦に臨む。日本を率いる大岩剛監督（51）は15日、ハリファ国際スタジアムで1次リーグB組で対する中国、UAE、韓国各代表監督との合同会見に出席。8大会連続での五輪出場権奪取に向け、初戦への準備の重要性を強調した。

　　　◇　　　◇　　　◇

中国が日本の技術を警戒した。チェン・ヤオドン監督は「日本は技術、テクニックがあって強くて良いチーム」とリスペクトしつつ、「良い結果を残せることを望んでいる」と力を込めた。大会を占う大事な初戦。同代表は長身選手が多く、スピードなどのフィジカル面に優れる。昨年のU－20アジア杯で日本と対戦したメンバーも複数おり、ロングボールやカウンターから勝機を見いだす戦術。「長い間トレーニングを積むことができた。クラブに感謝したい。良い結果に到達するためにベストを尽くしたい」と意気込んだ。