【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)が、アウェーのレアル・マドリード戦に後半21分から途中出場した。試合は前半にRマドリードが退場者が出て10人となる中、久保のプレーした終盤に猛攻を仕掛けたが1-2で敗れた。
Rソシエダードは開幕から2分け2敗で初勝利が遠い。対するRマドリードは4連勝となった。
日本代表の米国遠征から戻った久保はベンチスタートとなった。その前半、Rマドリードに2点のリードを許した。まず12分にMFゴティのバックパスがずれてFWエムバペへのスルーパスとなり、そのままフリーで持ち込まれて右足でゴールを奪われた。
前半32分にはRソシエダードが自陣ゴール前からロングパス。抜けだしたFWオヤルサバルが20歳DFハイセンに背後から倒され、相手に一発レッドが出た。10人となったRマドリードに攻勢をかけたが、逆に同44分にMFギュレルのパスからエムバペに鋭いターンから突破を許す。素早い折り返しから中央に入ったギュレルに2人をかわされ、左足でゴールを奪われた。
2点を追う後半にRソシエダードが反撃した。9分に左からMFバレネチェアがクロスボールを送る際、スライディングでブロックに入ったDFカルバハルの腕に触れ、PKを獲得。11分にオヤルサバルが左足でゴール右隅に蹴り込み1点を返した。
そして後半21分から久保がようやく登場。4-2-3-1の右MFに入り、右大外からペナルティーエリアに進入していく形で懸命ゴールに迫った。同30分にはワンツーからゴールに迫ったが、FWミリトンにブロックされた。
後半36分、37分と立て続けに右からクロスボールを送ったが中で合わせる選手がおらず。同39分にはオヤルサバルに鋭いスルーパスを出したが、GKクルトワの鋭い出足によってカットされた。
後半40分には右からの高いクロスボールがゴールライン際へ。クルトワに競り合う形でFWカリカブルが頭で押し込みにいったが、キャッチされた。同44分にはカットインから詰めてきた相手をかわすようにパスを横へ流し、リターンパスをエリア内で受けて左足を強く振った。しかしシュートはゴール上に外れた。
久保は積極的なプレーで存在感を見せたが、1人少ないRマドリードを崩し切れず。チームも1点差で敗れ、今季初勝利はまたもお預けとなった。

