イランのドンヤマリ・スポーツ・青年相は11日、サッカーの同国代表が出場権を獲得しているワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会への派遣について「いかなる状況でもW杯に参加することはできない」と国営放送で述べた。イランは2月末からW杯開催国の米国などによる攻撃を受け、最高指導者だったハメネイ師が死亡。大会不参加への懸念が高まっている。
ドンヤマリ氏は「腐敗した政権がわれわれの指導者を暗殺した」と指摘。「われわれの子どもたちは安全ではなく、そのような状況では参加できない。彼らの悪意ある行動で何千人もの国民が殺害された」と主張した。
ドンヤマリ氏の発言に先立ち、国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長はトランプ米大統領と会談したことを自身のインスタグラムで明らかにし「トランプ大統領は議論の中で、もちろんイランチームの大会参加を歓迎すると改めて表明した」と投稿した。
米国、カナダ、メキシコで共催されるW杯は6月11日(日本時間12日)に開幕。1次リーグG組のイランはいずれも米国内で試合が組まれ、ベルギー、エジプト、ニュージーランドと対戦する予定となっている。

