6月29日(日本時間30日)にワールドカップ(W杯)の北中米大会の決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)で日本が対戦するFWビニシウス(25=レアル・マドリード)がブラジル代表デビュー以来、初めて本来の力を発揮しているとスペイン紙マルカが27日に報じた。
ビニシウスは長年にわたり、Rマドリードでは輝きを放ち、多くのタイトル獲得に貢献してきたが、ブラジル代表ではそれができず、自分の居場所を見つけるのに苦労してきた。代表チームとクラブチームでのパフォーマンスの大きな違いは母国で批判を招き、Rマドリードの時のようなチームを牽引(けんいん)する力を発揮できていないと非難する声が多く挙がっていた。
ビニシウス自身も今大会で決勝トーナメント進出を決めた後、「僕は進化を遂げることができた。代表では何年もの間ずっと、自分のサッカーを見せられない状態でプレーしてきたからね」と、これまでの代表チームでのパフォーマンスが良くなかったことを認めていた。
ビニシウスは今大会に入り、1次リーグ3試合で4得点1アシストを記録し、W杯の得点ランキングで上位につける。同紙はこのような状況を受け、「ビニシウスは代表デビュー以来初めてチームの中心となり、試合を決定づけ、ボールを受けるたびに何かが起こりそうな期待感を抱かせる選手になっている」と称賛した。(高橋智行通信員)


