[ 2014年1月26日17時51分 ]4大陸選手権のエキシビションで演技する村上佳菜子(共同)

 フィギュアスケート女子のソチ冬季五輪代表で、4大陸選手権を初制覇した村上佳菜子(19=中京大)が26日、中部国際空港に帰国し「久しぶりの優勝だったので、表彰台の一番上に乗って本当に気持ち良かった」と喜びを語った。

 ショートプログラム(SP)、フリーの両方で1位となり、合計得点では自己ベストを更新。ソチ五輪へ弾みをつけた会心の演技を「滑りにちょっと重みが出てきた」と振り返った。大会前に右足首を痛め、出場をためらったというが「結果的に出て良かった。一番(の収穫)は自信」と笑顔を見せた。

 27日から練習を再開する予定。初の大舞台に向けては、スピンの質の向上を課題に挙げ「すごくわくわくしている。思い切り楽しんでこようと思う」と晴れやかな表情で話した。