[ 2014年2月17日17時53分 ]

 新潟県村上市出身で、ソチ冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で銀メダルを獲得した平野歩夢(15=バートン)の功績をたたえ、県と市は17日、それぞれ賞を授与すると明らかにした。

 村上市は平野のために「村上市スポーツ特別栄誉賞」をつくった。大滝平正市長は記者会見で、「(ソチ五輪では)日本獲得第1号、最年少と記録ずくめのメダル獲得だった」と称賛。19日に授賞式を開き、副賞としてクリスタルの置物と100万円を贈る。

 県も新潟県勢として初のメダル獲得だったことや、冬季五輪の日本代表として史上最年少のメダリストとなったことを評価し、県民栄誉賞贈呈を決定。2000年に創設され、これまで歌手の三波春夫さん(01年)、小林幸子さん(13年)らが選ばれた。平野は最年少受賞者となる。

 村上市では3月に凱旋(がいせん)パレードも予定されている。