仁川アジア大会組織委員会は1日の記者会見で、サッカー男子準々決勝の韓国-日本の試合中に、初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した独立運動家、安重根の肖像が描かれた幕が会場に掲げられた問題を受け、再発防止に努めることを日本選手団に伝えたことを明らかにした。担当者は「持ち物を全てチェックするのは難しいが、観客に呼びかけたい」と述べた。

 日本選手団は組織委に再発防止を求める意見書を提出していた。