ジャカルタ・アジア大会の男子バスケットボール代表選手４人が２０日、行動規範の違反で日本選手団の認定を取り消され、帰国処分となった不祥事を受け、日本バスケットボール協会は同日夜、都内で緊急記者会見を開いた。

　不祥事を起こした永吉佑也（２７＝京都ハンナリーズ）は、ジャカルタ市内で現地女性を相手に買春したことを認めた上で「どうしてこうなったかを反省し、改心し、自分の人生を立て直していきたい。やってしまったことに関しては自分は一生、背負っていきます」とあらためて謝罪した。

　橋本拓哉（２３＝大阪エヴェッサ）は「今までのバスケットの歴史に傷を付けるようなことをして本当に申し訳ない。今から僕たちができることを考えた時、頭が真っ白で何をして良いか分からない。本当に申し訳ないという言葉しか出てきません。反省しか見つからない。日の丸を背負ってあの場で軽率な行為をしたのは認識の甘さが出てしまった」とうつむいた。

　佐藤卓磨（２３＝滋賀レイクスターズ）は「Ｂリーグができて２年…自分はアジア大会に出る資格がなかった」と反省した。

　今村佳太（２２＝新潟アルビレックスＢＢ）は「日本選手団全ての皆さんにご迷惑をおかけした。行ってしまったことに責任を持って謝罪しなければいけないバスケの成長を邪魔してしまった」と頭を下げた。【村上幸将】