競泳界のレジェンド、北島康介氏(35)が28日、アジア大会での19個の金メダルに沸く日本競泳界に「喝」を入れた。

都内で行われた日本コカ・コーラ社と東京五輪聖火リレーのスポンサー契約会見に同社のチーフ五輪担当オフィサーとして出席。「厳しい言い方をすれば、アジアは勝って当然。東京五輪までの2年が本当に大事」と話した。

アジアで勝つことの意味、世界で勝つことの難しさを知り尽くした北島氏だからこその厳しい言葉。「今注目されていることも意味はない。まだ2年、誰にでもチャンスはある」と、今大会出場していなかった選手も含めて五輪代表争いは横一線であることを強調していた。