史上初めての箱根3連覇&大学駅伝3冠を達成した青学大の原晋監督(49)が、いつもの“原節”で喜びを爆発させた。

 レース直後のテレビインタビューに笑顔で応じ「13年前に強化がスタートし、原を信じて選手を送ってくれた各校の先生方に感謝申し上げたい。毎年、毎年、4年生が歴史をつくってくれて感謝しています」。

 そしてレース展開を振り返り、「(7区の)田村が10キロを通過したところで楽に勝てると思いました。しかし、箱根のあっと驚く展開がありました。8区の下田が圧巻の走りで、後ろから見ていてほれぼれしましたね」。ただあくまで箱根は通過点で、4年後の東京五輪を目指しているだけに「青山学院軍団から1人でも多く出したい」と意気揚々と話した。

 今回は「3」連覇に「3」冠、そして就任「9」年目、それらに「感謝する」という意味を込めて「サンキュー大作戦」を掲げた。それを踏まえて最後に「サンキュー大作戦、大成功!」と声を張り上げ、満面の笑みを浮かべた。