陸上男子短距離の桐生祥秀(21)が、400メートルリレー銅メダルを糧に、個人種目での雪辱を誓った。

 13日にロンドンで閉幕した陸上の世界選手権でメダルを獲得した男子400メートルリレーのメンバーらメダリストが15日、羽田空港に帰国。会見を開いた。桐生は「今回はバトンよりも走力で取ったメダル。皆、力が上がっている」と胸を張った。しかし、個人種目は出場を逃し「サニブラウンを見ていて悔しかった。個人でも出たい」と雪辱を期した。9月8日からは日本学生対校選手権(福井)が始まるが「まだ出るかどうか決めていない」と話した。