プロランナー川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)が暑熱対策として、腕時計をつけて走る。

30日、世界選手権ドーハ大会に向けて羽田空港から出発。男子50キロ競歩で金メダルを獲得した鈴木のレース運びを見て「自分のレースプランを貫いていた」と刺激を受けた。勝負勘を重視する川内は同選手権やアジア大会などで時計をつけずに走ってきたが「暑さで頭がおかしくなって、ペースがわからなくなる。だから時計をつけて走ろうかなと思います」と宣言。

同選手権初出場の11年大邱大会以来という「時計あり」の川内が初の入賞を狙う。