長野が大会新記録となる2時間17分11秒で3年ぶり8度目の優勝を果たした。

3位でタスキを受けた長野の6区吉岡大翔(川中島中)が先頭の埼玉をとらえ、21秒差をつけてアンカー中谷雄飛(早大)へ。4位から埼玉・設楽悠太(ホンダ)らがジワリと詰め寄る中、中谷が必死の逃げ切りで覇権を奪回した。

▽高見沢監督の話 昨年(の台風19号で)は多くの方が被災されて、勇気や元気を与えたいと思っていた。そういう走りができた。厳しい言い方をすれば3区で想定外の遅れがあったが4区、5区の高校生が頑張ってくれた。

▽アンカー中谷の話 トップで(タスキを)持ってきてくれた。1区から6区の思いを感じながら「逃げ切ってやる」という強い思いで走ることができた。(アンカーを志願したのは、昨年アンカーを務めた)自分のところで順位を上げられず3位に終わって「リベンジしたい」という思いがあったから。