陸上女子100メートル障害で世界選手権に2度出場している木村文子(31=エディオン)が10日、日本陸連主催のユーチューブを使った生配信トークイベントに自宅からリモート出演した。

オンライン飲み会ならぬ、“オンライントレーニング”をしていると明かした。練習も含め制限される外出。お家時間が増える中、女子100メートル障害の紫村仁美(29=東邦銀行)、女子短距離の世古和(28=クレイン)、女子3段跳びの宮坂楓(27=ニッパツ)らと「オンラインで他の県にいる選手と補強をしています」。テレビ会議アプリ「Zoom」を通じ、それぞれのトレーニングを紹介し合い、一緒に練習するという。「1人では気持ちが下がっていく」。やはりモチベーションの維持は難しくなる。だから、みんなで支え合っている。

ストレスがたまりやすい状況だけに、気分転換も大事にする。部屋の掃除、模様替えもしたという。また不要になったハンカチを材料に「マスクを作りました」とも明かした。