日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(64)の長男、昴(すばる)さんが13日、ホジキンリンパ腫で死去したことが16日、分かった。34歳。

昴さんは8年前から悪性リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫で闘病していた。

 

ホジキンリンパ腫 悪性リンパ腫のひとつ。国立がん研究センターのウェブサイトによると、首や脇の下、足の付け根などリンパ節の多いところに痛みのないしこりとして現れ、病状が進むと全身に腫れが広がる。日本では欧米に比べて発症頻度は低いとされ、悪性リンパ腫の約10%を占める程度という。20歳代、50~60代の2つの年代で増加傾向があるとしている。発症の原因はまだ明らかではないという。