全日本大学駅伝(名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ)の号砲を翌日に控えた6日、監督会見がオンラインで行われ、東京五輪男子マラソン6位入賞後、引退した大迫傑氏(30)が「ランナー大迫傑を起用するなら、何区で起用したいか」と出席した監督全6人に質問した。大迫氏は引退後、テレビ朝日系生中継番組で初めて解説を務める。

昨年の優勝校、駒大の大八木弘明監督(63)は「3区にほしいですね。前半にしっかりしたものを置いたら面白い」。出雲駅伝で初出場初優勝し、台風の目になりそうな東京国際大の大志田秀次監督(59)は「7、8区ですね。レースを決定づける走力がある。彼1人いたらどこでも攻められる。いろいろな区間でも使えますが、7、8区にいたらすごく安心です」。青学大の原晋監督(54)は「アンカーはチーム1のイケメンなので、大迫君には1区でイケメンぶりを発揮してほしい」と、今大会で掲げた「男前大作戦」にからめて1区に“指名”した。