第98回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)に出場する21チームのエントリー選手(各16人以内)が10日、発表された。区間エントリーは29日発表(10人+補欠6人以内)。メンバー変更は往路、復路とも、当日朝レース開始1時間10分前に受け付け。交代は最大6人(1日に交代できる最大人数は4人)。区間変更は認められない。

順大はオリンピアン三浦龍司(2年)を中心に3位以内を狙う。長門俊介監督(37)は「全員がキーマン」としながらも「オリンピックに出た三浦が駅伝でどういうふうな走りをしてくれるかが、うちの戦い方としては大きいポイント」と話した。三浦は今夏の東京オリンピックに出場し、男子3000メートル障害で7位入賞。現地でサポートした長門監督は「日本人がこのトラック種目で世界と肩を並べて戦える時が来たんだなというのは、本当に感動しました」と振り返った。日本を熱くした走りを、箱根路で再現する。