駒大のエース田沢廉(3年)が、史上最大の激戦と呼ばれた花の2区(23・1キロ)で区間賞を獲得した。1時間6分13秒だった。昨年は2区で区間7位と不発に終わり、チームも往路は3位だった。それだけに雪辱した思いは強かった。

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レース直後にまず、「昨年はいっぱいいっぱいだったが、今年はラスト1キロがきつかっただけ。強くなったと感じた。区間賞を取りたいと思っていたので取れて良かった」と喜んだ。

テレビ解説で、東京オリンピック(五輪)男子マラソン6位入賞の大迫傑から「安定した走り。感動した」と絶賛されると、「続く選手をリラックスさせたい。1分1秒でも早くと思っていた」と顔をほころばせた。