2区(23・1キロ)を走った最強留学生、東京国際大ヴィンセント・イエゴン(3年)が左足を負傷していたことを明かした。

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ヴィンセントは区間5位タイの1時間7分2秒と本領発揮とはいかず。自身が持つ区間記録の1時間5分49秒には遠く及ばず、区間賞の駒大・田沢からも49秒遅れた。

戸塚中継所で通訳を介して取材に応じたヴィンセントは「5キロを過ぎたあたりから痛みがあって、ペースを落とした。駅伝はチームのためなので、走りきれるペースで走りました」と告白した。

故障の箇所については「左足の足首から、足の外側に掛けて」で、1カ月ほど前から痛みがあったという。

「12月頭に日体大(記録会)を走ったのですが、その前から少しダメージが残っていましたが、スパイクを履いたので、そのダメージが残っていて。痛みがその後も増してきた状況で、今日に至りました」

期待感が大きかっただけに、それを受け止めたようで「チームには貢献できたと思うが、皆さんはきっと区間新を出すと思っていただろうから。自分としてはベストな走りはできていません」と話し、「65分をターゲットにしていたので、それを達成できず残念に思っています」。

また、ライバル田沢の走りについては「後ろから見ていてコンディションも良かったので、良い記録を残すと思っていました」と脱帽していた。