男子35キロ競歩(日本時間24日午後10時15分)で川野将虎(旭化成)、松永大介(富士通)、野田明宏(自衛隊体育学校)の3人が、悲願のメダル獲得を目指す。従来の距離は50キロだったが、今大会から35キロに短縮。新種目で“競歩大国”の日本勢が存在感を示すことができるか。

女子100メートル障害準決勝(日本時間25日午前9時10分)には、予選をタイムで拾われた福部真子(日本建設工業)と青木益未(七十七銀行)が登場。福部は予選で12秒96の好記録をマークしており、好調をキープ。青木の持つ日本記録(12秒86)の更新も狙えそうな勢いだ。

男子1600メートルリレー決勝(同午前11時35分)では、日本がエースのウォルシュ・ジュリアン(富士通)を中心にメダル獲得を狙う。

予選で3分1秒53の好タイムで1組で米国に次ぐ2着となり、03年パリ大会以来19年ぶりの決勝進出。全体でも2位となった。4走でジャマイカ、トリニダード・トバゴを競り落とした中島佑気ジョセフ(東洋大)の走りが光ったが、佐藤風雅(那須環境)も確実に計算できる。表彰台とともに、昨夏の東京五輪で出た日本記録タイの3分0秒76の更新もありそうだ。