第54回全日本大学駅伝対校選手権(11月6日、名古屋市熱田神宮西門前~三重県伊勢神宮、8区間106・8キロ)に出場する札幌学院大の壮行会が26日、札幌市内の同大キャンパスで開かれた。

今大会は全国から27チームが参加。札幌学院大は5年連続29回目の出場となる。昨年は20位。今年こそ94年に記録した過去最高19位を更新し、上位進出を狙う。鹿内万敬(かずのり)監督(49)は「歴史を変える走りができるように頑張りたい」とあいさつ。選手を代表して決意表明した江川李生(りき、3年)は「結果を残して、みなさんに少しでも恩返しができれば」と話した。

昨年まで青のユニホームで戦ってきたが、今年から新たに黄色とグレーを基調とするものに変わった。さらにタスキもユニホームと同様のカラーに一新した。過去28度挑んだレースでまだ1度もタスキをつなぎ切ったことがない。江川は「昨年は繰り上げもあり20位という結果で終わってしまいましたが、今年は1本のタスキをつなぎ切り、過去最高順位の更新を目指して走りたい」と意気込んだ。

チームは11月3日に大会へ向け出発。現地で調整し6日のレースに臨む。【山崎純一】