駒大が5分6秒47の大会新記録で3連覇を達成した。出雲駅伝に続き、今季学生3大駅伝2冠を制した。

最終8区は最長区間となる19・7キロ。エース田沢廉からたすきを受けたアンカー花尾恭輔(3年=長崎・鎮西学院)は安定感抜群の走りを見せた。昨年もアンカーを務め、青学大の飯田貴之に競り勝った。今年はトップを守り抜き、2位と2分27秒の差を3分21秒まで広げる圧勝だった。

花尾はゴール手前で後ろを振り返り誰も見えないのを確認後、笑顔でガッツポーズ。3と指でポーズを作りながらテープを切った。

国学院大が2位。15キロ地点で、昨年8区区間賞の伊地知賢造(3年=埼玉・松山)が青学大の主将、宮坂大器(4年=埼玉栄)を抜いて2位に浮上した。

4年ぶりVを目指した1月の箱根駅伝覇者・青学大は首位に3分58秒差の3位だった。

順大が青学大にわずか1秒差で4位。初出場の創価大が5位に入り、初のシード権を獲得した。早大が6位。中大が7位。東洋大が8位に入った。

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