大阪国際女子マラソン(来年1月29日、ヤンマーフィールド長居発着)の記者発表会見が21日、大阪市内で行われた。

今大会は、12年ぶりにコースを変更。大幅な減速が必要な折り返しがなくなって、好記録が期待できる設定となった。

招待選手として、自己ベスト2時間22分13秒の佐藤早也伽(28=積水化学)、同2時間21分36秒の安藤友香(28=ワコール)、同2時間23分30秒で21年東京五輪代表の前田穂南(26=天満屋)らが参戦する。

また3年ぶりの海外招待選手として、ケニア、エチオピア勢が出場する。

会見に出席した日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダー、瀬古利彦副会長(66)は「24年パリオリンピック(五輪)に向けた重要なレースになる。折り返しがなくなって、スムーズに走れる。3年ぶりに海外勢も来るし、30キロすぎから競り合って、ぜひ日本記録の2時間19分12秒(野口みずき)の近くまでいってほしい」と期待した。【益田一弘】