1月1日の第67回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に出場予定だった安川電機陸上部は30日、部内で新型コロナウイルスの陽性者が発生したため、出場を辞退すると発表した。

安川電機は福岡県北九州市に拠点を置く。前回25位からの巻き返しを図るべく、33年連続45回目の出場を控えていた同部は、公式ツイッターで「この度、部内でコロナ陽性者が発生したため、NY駅伝を欠場する事になりました」と報告。「まずは、個々の気持ちを整理し、個人レース、来年度の駅伝に目標を切り替えて一同頑張って参ります」と続けた。

前回大会では、全7区間で最長の4区(22・4キロ)を担った古賀淳紫(26=鳥栖工)が1時間3分54秒をマークし、区間2位と好走。今大会でもエース区間での力走が期待されていた。