9区(23・1キロ、戸塚~鶴見)で、専修大(専大)のタスキが途切れた。

最下位の20位で受けた南里樹(4年=千葉・専大松戸)が力走も、中継所の手前60メートルで無念の号砲。あと10秒だった。最終10区の小島光佑(4年=北海道・北見緑陵)が懸命に声をかけたが間に合わず、無念を背負い、同期に背を向けてスタート。眼前でつながらない悲劇となり、南は泣きそうな表情になりながら駆け込んだ。

ゴールすると、回転する勢いで倒れ込んだ。手にしていたタスキが地面に落ちて、仲間が拾う場面が中継で映り、続いて南のおえつが響き渡った。

最後に到着した国士舘大も途切れ、福井大夢(4年=水戸工)も涙を流した。オープン参加の関東学生連合も繰り上げスタートとなった。