21年東京オリンピック(五輪)代表の服部勇馬(29=トヨタ自動車)は2時間9分46秒だった。24年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月15日、東京)の出場権獲得はならなかった。

服部は五輪以来、1年半ぶりの国内レースだった。24日の記者会見では「自己ベストを更新したい」と言い、優勝した18年福岡国際マラソンでの2時間7分27秒更新を目標に掲げていた。

東京五輪では、レース中に熱中症に見舞われて2時間30分8秒の73位。その後もけがなどに悩まされて不調が続いたが、ただし、今大会に向けては4カ月間練習を積み、順調に調整を重ねて臨んでいた。

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◆大阪マラソンからMGC進出への条件 2時間10分以内で日本人1~3位か、2時間9分以内なら日本人4~6位で出場権獲得。また、順位には関係なく、2時間8分以内でのゴールでも獲得できた。

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