前日5日の東京マラソンに負傷明けで出場し、まさかの14位に涙を隠せなかった21年東京オリンピック(五輪)8位入賞の一山麻緒(資生堂)が、一夜明けた6日、SNSを更新した。

午前5時44分、次のように感謝の投稿をした。

「東京マラソン、とても長い42kでした。沿道で絶えずたくさんの方の応援のおかげで足を止めずに走り切る事が出来ました。本当に嬉しかったです。ありがとうございました」(原文まま)

前日の結果は、日本人7番手に沈む2時間31分52秒で14位。序盤こそ日本記録(2時間19分12秒)ペースで先頭集団にいたが、10キロ手前から引き離された。ゴール後の取材エリアでは涙を止めることができなかった。

昨年12月6日に左の肋骨(ろっこつ)を疲労骨折。「出ないことも考えたんですけど………。やっぱり、この東京マラソンに向けて『応援に行くからね』っていう方たちがたくさんいたので、走れないっていう決断をすることができなかったです」と明かしていた。